世田谷にある「 天冨良かんの 」さんからのご依頼により
食品サンプル『 天ぷら時計 』を作りました♪
中央部に かんのさんのお店のロゴをシルク印刷してございますよ♪
この時計、『 寿司時計CL27S 』をベースに 直径27cmのお盆にはまるよう、
すべての天ぷらネタ 12種類 を 約5cmサイズにミニチュア化しました。
実際、『 実物大の食品サンプル 』を作るよりも、
『 ミニチュアサイズ 』を作るほうがタイヘンなんです。
実物のサイズの食品サンプルであれば
その実物からシリコンの型を作って成型できますが、
「ミニチュアマスコットサイズ」となると、
まずその原型を粘土やウレタンで成型する作業からとなります。
・・・つまり、フルスクラッチなんですね。
本物の食材や図鑑を見ながら、粘土をチネって原型をつくります。
細かいところをじっくり彫りこんでいきます。
弊社『食品サンプルマスコット』を手がける
伝説の食品サンプル職人 『師匠ナカムラ』さんの腕が光ります♪
粘土で原型ができたら、シリコンで型をとり、
今度は サンプル業界用語で言うところの
『 ゾル 』=ATBC-PVC(非フタル酸塩化ビニール)で試作を作り、
試作を作り着色してみます。
『 人形は顔が命 食品サンプルは 型が命 』
よりリアルになるように、気に入らないところを修正します。
これを『 納得いくまで』繰り返します。
『おいしそう~♪』に見えないとダメです。
天ぷらなので、コロモが付いたところは見えませんが、
みえないところこそ、しっかり仕上げます。
みえないオシャレにこだわります。
絵の具とエアブラシで着色してみて
「おいしそう♪」になったらOKです。
塩ビを細かく裁断しコロモをつくり、
ドライヤーで花を咲かせるように飛ばしながら付着させます。
そこのところは企業秘密すぎて撮影できません。
実際、エビフライと違い、天ぷらの感じを出すのはタイヘンです。
シイタケを量産して
ナスを量産して
シシトウを量産して・・・
レンコンを量産して・・・ と